第4回スマートフォンサミットレポート #01

日本橋で行われているスマートフォンサミットに来ています。
@tommygfx90です。

2回に分けて、メモ書きベースですが内容を共有したいと思います。
走り書きで見づらく、誤字脱字はご了承を。

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■ docomo スマートフォン事業推進室室長 伊倉氏
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・4月では女性が15%だったのにたいして、12月には30%に。
★本日のドコモの決済発表で目標数値を発表
・ドコモマーケットは他のキャリアやPCからも見れる。URLをたたけばいい。
現状ダウンロードはできないが、今後ダウンロードまで広げる、現状のポータルではなく、プラットフォームとして広げたい。
・狙うのは2台目ではなく1台目。メールもコンテンツも乗せていく。
・iチャネルやiコンシェルも入れていく。そのまま入れるのはでなく、スマートフォンに合った形で導入する。
・収益源別にレイヤーで見ながら住み分けを考えている。収益部分でかぶらない所と積極的に手を組んでいく。ドコモは通信で儲ける。実際に80%が通信収益。

【所感】
2011年4月のSIMロック解除を目論み、ドコモマーケットもデザインしているのだろう。通信部分で他のキャリアへ乗り替えてもコンテンツの入口は抑える、みたいな。もしくは通信部分にはむしろドコモは自信があるので、積極的にSIMロック解除をすすめていくはず。SPモードを改善し、アクセスフリーなドコモマーケット。端末をコロコロ変えてもドコモのサービスをすぐに使える環境へ。ただし、キャリアはクオリティ(動作テスト)に対するハードルが高く、実現への道は遠いか。

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■KDDI サービスプロダクト企画 本部長 増田氏
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・ユーザーは不安を抱えている。ワンセグ、メール、おサイフケータイなど、
ガラケーの機能が使えるのか?本当に使いこなせるのか?
こういった声を吸い上げた結果、ローカライズしたスマートフォンをリリース。
・ガラケーで投入していたau one smart sportsやLISMO、じぶん銀行などアプリとして実現し、スマートフォンでも従来のサービスを提供できる環境を整えている
・また、既存のコンテンツだけではなく、Skypeやjibeなど新しい取り組みを広げている。
・jibeはIS03のユーザーの1/4が会員登録している。(アクティブ率はどうなんだろう?)
・au one marketは特に日本人にわかりやすい、手軽で安心なキャリア課金、など既存ユーザーに配慮。事前審査や画面上のマークによってセキュアなアプリを提供している。アプリ数は1,814アプリ。
・LISMO WAVEではラジオの他にも、レーベルゲートと共に映像チャネルも用意している。ラジオコンテンツは根強い人気とのこと。

【所感】
ドコモに比べると、スマートフォンプラットフォームにおける新しい価値、サービスに注力くしている感がある。新たらしいソフト力でスマートフォンでのユーザー獲得を狙っている様子。発表自体は既存のサービスの紹介に徹っしていたので、今後の戦略に関してもう少し話を聞きたかった。これは両社ともに。

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■パネルディスカッション docomo × KDDI
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※モデレーターはICTジャーナリストの神尾様

●店頭での状況変化は?
・店頭ではスマートフォン系の問い合わせが多く、imode端末に影響するぐらい。最初にGmailアカウントを取得しないといけない部分など、難しいことは多い。(docomo)
・店員の教育が大変。アプリ名指しで問い合わせなどがあると対応が難しい(au)

●なぜスマートフォンに注力しているのか
・音声ARPUから、データARPUへの傾斜の中で、よりパケットを吐き出させる端末のニーズが高まった。それがスマートフォンと言われる端末だった。(docomo)
 →データARPUは本当に上がるのか?(神尾)
最近の機種ではほとんどのユーザーがパケット上限へ達している。その中で、使っていない人はほとんどパケットを吐き出していない。そのユーザーのARPUが上がるのことを期待している。(docomo)
・docomoと同様にARPUの向上を期待している。またプラットフォームとしての自由度が高いたいめ、開発効率が上がる。(au)
 →接触時間は伸びるのか?(神尾)
・伸びる。キモはソーシャルコミュニケーションの拡大。自分だけの興味関心だけではなく、ソーシャルで流れる友人への興味関心が高まる。フィーチャーフォンでも実現できるが、スマートフォンのほうが実現しやすい。その結果、接触時間が伸びるのではないか。(au)

 ●一般ユーザーは使いこなせるのか?(神尾)
・最初のGmail設定は大変だと思われるが、店舗でのサポートやCMでの訴求などで改善されていくだろう。スマートフォンはフィーチャーフォンと作り方の思想が違う。電話のサブ的な位置づけだったコンテンツへのアクセスが、スマートフォンではワンタップで実現できる。(docomo)
・そもそもフィーチャーフォンの全機能を使いこなしている人はいない(自分で言うかw)。(au)

●アプリ開発におけるフラグメンテーションをどのようにキャリアとして解決していくのか?
・現状Googleへのコントローラビリティはない。売れそうなものに絞って作ってもらうしかない。ただdocomoとしても検証の環境を提供していく。可能な限りサポートしていく(docomo)
・docomoと同じ見解。コントローラビリティが無い。(au)

●キャリアのサービスプラットフォームを他のキャリアで使えるようにできないのか?
・( LISMO WAVEのニーズが高いという話を受けて)絶対やらないとは決めていない。キャリアのサービスとしてはクオリティの担保が厳しく、他のキャリアの端末でのテストなども含めると中々現実的にならない。(au)
 → 逆にSPモードなどを受け入れることは可能か?
・ユーザーのニーズ次第。ただ何でもありという訳にはいかない。責任範囲の問題もある。ドコモのサービスに関するサポートをKDDIとして受けられない。(au)

●法人マーケットにおけるスマートフォンに関して
・タブレット端末に期待。GoogleAppsを含め、より仕事効率があがるのではないか。確実に拡大していく手応えを感じている(docomo)
・期待はしているが、1番の懸念はセキュリティ。企業のニーズを満たすセキュアな環境を提供できるかがこれからのポイント。(au)

●スマートフォン時代におけるキャリアの役割
・ローカライゼーション=キャリアカスタイマイゼーションは絶対に必用。日本のユーザーに合った形へのカスタマイズを綿密に対応していく(docomo)
・何でもありのインターネットの中で、セキュアの環境を提供していくのが我々の役目。au one market やその他サービスにおいてそこを実現していく。また増え続けるトラフィックへの対応も重要なポイント(au)

●marketにおけるキャリア間の提携はあるのか?
・競争領域の定義が変わってきている。これだけプラットフォームが洗練されてくると、どこで競争するかの見極めが重要。逆にそれ以外の部分は手を組むという選択はありうる(au)

●テザリングはOKにならない?
・できる環境はある。あとは料金プランをどうするか(docomo)

【所感】
キャリアがスマートフォンに期待しているのは、パケット上限に達していないライトユーザー、一般ユーザーのデータARPUの向上。ただし、現状のandroidは入口の敷居が高く、googleへのコントローラビリティも無く、ジレンマを抱えている。ここの解決の糸口はぶっちゃけ見えていないのが現状なのだろう。店頭などでのサポート体制も含め、この歪みを抱えてたままいかにライトユーザーまでスマートフォン端末を広げていくかに各キャリアの手腕が問われている。
多種多様なユーザーを抱えるキャリアにおいては、戦略レベルでの差別化が難しそう。マーケットの拡大→収束するとかなり似通ったサービスになってしまうのでは。その中で各キャリアは競争領域を見極め、手を組むところは手を組んでスマートフォンマーケットの拡大につとめ、フォーカスした競争領域においては徹底的にエッジを立ててほしい。ベンダー、ユーザー視点からもアプリのマーケットはいち早く統合させてほしいもんです。

About tommygx90
桜ヶ丘ではたらくベビースターラーメン。Twitter(@tommygfx90)

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